解決事例
2026/04/22

遺産分割調停の事例(50代男性)

ご相談前の状況

母が亡くなり​、兄と遺産分割協議をしました。
兄は母と同居していました。
母は、現金預金をあまり持っておらず、不動産をもっているだけでした。
兄と話したところ、兄は母と居住していた建物と土地(約80坪)をもらうので、弟である私は駐車場として貸し出している土地(約30坪)を取ればよいと主張してきました。
兄と私の意見が対立し、遺産分割協議が進みませんでした。
不動産の評価もよくわからず困っています。 ​

調停申立と結果

中野弁護士に依頼し、不動産会社の査定を取り寄せたところ、自宅の土地建物の評価のほうが駐車場の土地の評価よりもはるかに高いことがわかりました。
兄が自宅の土地建物を取得した場合は、私に対して公平な分割になるよう金員を支払わなければならないこともわかりました。
中野弁護士に速やかに遺産分割調停を申し立てていただきました。
調停では、中野弁護士に、あるべき分け方を詳細に主張していただき、兄の特別受益があるとの主張に反論していただきました。
結局、調停で意見がまとまり、兄が親と居住していた建物と土地(約80坪)を取得し、私は駐車場として貸し出している土地(約30坪)を取得することになり、私は兄から代償金(不動産の価値の差額を調整する現金)を取得することで、公平な分割をすることができました。

弁護士からのコメント

相続財産に不動産が複数ある場合は、相続人間でどの不動産を取得するかで争いになるケースが見られます。
本件は、兄弟間で不動産の査定(評価額)に相違がありましたが、専門家である家庭裁判所の調停委員が関与したこともあり、評価額の合意が形成され、依頼者は不動産と代償金(取得不動産間の差額を調整する現金)を取得できました。
兄弟で話し合いをすると過去の感情的な面でストレスがかかることが多くあります。
依頼者様は、弁護士に依頼することで、客観的な根拠をもって、スムーズに遺産分割調停を進めることができました。
また依頼者様は遠方に住んでいましたが、WEB会議により聞き取りを重ねて、家庭裁判所に出頭しなくても無事に解決に至りました。

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